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Wisdom Blog 死に方の研究 ■ 外部リンク |
認知症の予防の基礎知識
認知症の原因の約5割を占めるアルツハイマー型認知症の発症に、 脳の状態を良好に保つためには、食習慣や運動習慣を変えることが、
■高血圧の方は脳血管性認知症のリスクが3.4倍に 生活習慣病は脳血管障害を起こしやすくし、 ■糖尿病患者はアルツハイマーの発症リスクが4.6倍に 2型糖尿病は、
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認知症にならないための脳の7つの習慣 |
散歩をすると、血液が循環し、脳にも血液が回ります。
若い人でも朝はぼーっとし、体を動かすことでだんだんと活力が出てくるものですが、
これは脳に血液が回ることで脳がしゃきっとしてくるからです。
新聞自体を声を出して読んだり、思ったことを声に出したりすると、
目で追うだけでなく、口・喉を使うことができ、声が出るので耳も使うことができます。
いろんな方向から脳を刺激できるということです。
つまり…あまり新聞を読まない人は別のもので代用できますね。
読書に声を出したり、テレビ見ながらテロップを読んだり
感じたことをしゃべるのも効果的ということです。
料理は非常に脳には効果的です。
認知症になると計画することができなくなります。
だからこそ普段から計画する訓練をということでしょう。
何を作ろうか?そのためには何が必要か?
等と自然と様々なことを考えています。
料理って思ったよりもものすごく脳を使うのです。
さらに、以前得た知識では、手を使い、さらに包丁という危険物を操るので
軽度の緊張感を得ることができ、それがとても脳に良いのだとか。
料理をしなくなったらボケ始めたという話もよく聞きますから、
料理は非常に脳に良い刺激を与えるのですね。
人と交わることは脳に非常にプラス。
慣れきっている家族等とだけ交わっていると、緊張感ゼロですし、新鮮さもありません。
例えば習い事やサークル、催し物等に参加する等、
積極的に人と関わるようにすると、脳は喜びます。
高齢者の方が病院通いを続け、
それが実はおしゃべりの場としてだったなんて言う話も多く聞きますが、
これもある意味社会とかかわっているのかも…。
ゲートボールなんて社会とかかわり、さらに運動もできる一石二鳥三鳥の趣味ですね。
どうしてもナカナカ踏み切れない人は、オンラインゲームをやってみるとか、
SNS(ミクシィ等のコミュニティーサイト)やツイッターを始めてみるなど、
ネット上の人との交流をまずは楽しむのもよいでしょう。
電車やバスに乗るためには、行く先を考え切符を買ったり、
間違えずに乗車したりと脳を活発に使う場面に多く接することができます。
その上、人は必ず多数いますので社会参加の上でも効果は期待できますね。
さらに、知らない土地に降りてぶらぶらしてみることで、緊張感が生まれ、
いい意味での軽いストレスを感じることができます。
強いストレスは脳にマイナスですが、軽いものであればプラスなのです。
電車、バスに乗るということはその間歩いていますので、運動の面でも良いことです。
毎日日記をなんて言われると、絶対無理、三日坊主になると身構えてしまいますが、
ここでいう日記とは一行日記です。
今日は好きな番組○○があったからおもしろかった!
こういった一言でOK、毎日今日一日を思い返すことで脳は活発に動きます。
そして今日会った出来事の中から、
良かったことをピックアップして書くようにすると脳は良い刺激を受けます。
恋は脳に良いといいます。
恋をするとおしゃれに気を配ったり、脳がるんるんしたり、良い影響があるのですね。
70になっても80になっても90を超えても
いつまでも恋をすることが脳にとってとてもいいことのようです。
ぼけ予防について |
1. 塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を |
2. 適度に運動を行い足腰を丈夫に |
3. 深酒とタバコはやめて規則正しい生活を |
4. 生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・早期発見・治療を |
5. 転倒に気をつけよう 頭の打撲はぼけ招く |
6. 興味と好奇心をもつように |
7. 考えをまとめて表現する習慣を |
8. こまやかな気配りをしたよい付き合いを |
9. いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに |
10.くよくよしないで明るい気分で生活を |
1. 【コミュニケーション】 語らせて微笑みうなずきなじみ感 |
2. 【食 事】 工夫してゆっくり食べさせ満足感 |
3. 【排 泄】 排泄は早めに声かけトイレット |
4. 【入 浴】 機嫌みて誘うお風呂でさっぱりと |
5. 【身だしなみ】 身だしなみ忘れぬ気配り張り生まれ |
6. 【活 動】 できること見つけて活かす生きがい作り |
7. 【睡 眠】 日中を楽しく過ごさせ夜安眠 |
8. 【精神症状】 妄想は話を合わせて安心感 |
9. 【問題行動】 叱らずに受け止め防ぐ問題行動 |
10.【自尊心】 自尊心支える介護で生き生きと |
最も重要なのは早期から根気強く予防対策を行うことです。
私たちはチェックテストを1年に1回以上受けることで、
定期的に認知機能のチェックを行うことを推奨しています。
認知症は本人のみならず、ご家族にも身体的、精神的、経済的な負担が大きく、
更に医療、社会、経済的なサポートが必要となります。
軽度認知障害(MCI)の段階での早期発見を行うことにより、
ご本人とご家族が、ご本人の意思を尊重する形で
将来の事をゆっくりと考える時間的余裕を作り、
本人を支援する態勢を整え、備える事ができます。
改訂 長谷川式痴呆スケール |
ミニメンタルステート検査 |
No. 評価項目 |
質問内容 |
点数 |
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1. 日時(5点) |
今年は何年ですか? |
0 1 |
今日は何曜日ですか |
0 1 |
|
今日は何月ですか |
0 1 |
|
今日は何日ですか |
0 1 |
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2. 場所(5点) |
ここは何県ですか |
0 1 |
ここは何市ですか |
0 1 |
|
ここは何病院ですか |
0 1 |
|
ここは何階ですか |
0 1 |
|
ここは何地方ですか(例 関東地方) |
0 1 |
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3. 記憶(3点) |
物品名3個(相互に無関係) 検者は物の名前を一秒間に一個ずつ言う。その後、被験者に繰り返させる。 正答一個につき1点を与える。3例全て言うまで繰り返す。(6回まで)【例:梅 犬 車】 |
0 1 |
0 1 |
||
0 1 |
||
4. 7シリーズ(5 点) |
100から順に7を引いていく。5回できれば5点。間違えた時点で打ち切り。あるいは「フジノヤマ」を逆唱させる。 |
0 1 2 3 4 5 |
5. 想起(3点) |
3.で提唱した物品名を再度復唱させる【例:梅 犬 車】 |
0 1 2 3 |
6. 呼称(2点) |
時計を鉛筆を見せながら名称を答えさせる。 |
0 1 2 |
7. 読字(1点) |
次の文章を繰り返す。「みんなで、力を合わせて綱を引きます」 |
0 1 |
8. 言語理解(3点) |
次の3つの命令を口頭で伝え、すべて聞き終わってから実行する |
- |
「右手にこの紙を持ってください」 |
0 1 |
|
「それを半分に折りたたんでください」 |
0 1 |
|
「それを私に渡してください」 |
0 1 |
|
9. 文章理解(1点) |
次の文章を読んでその指示に従ってください。 「目を閉じなさい」 |
0 1 |
10.文章構成(1点) |
何か文章を書いてください。 |
0 1 |
11. 図形把握(1点) |
次の図形を書いてください |
0 1 |
その他の「軽度認知障害セルフチェック」 |