住吉大社は、
大阪市住吉区住吉にある神社で、式内社(名神大社)、摂津国一宮、
二十二社(中七社)の一社。
旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であるほか、
下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一社。
また毎年初詣の参拝者の多さでも全国的に有名である。
祭神は4柱で、「住吉大神」と総称され海の神として信仰される。
◾第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
◾第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
◾第三本宮:表筒男命(うはつつのおのみこと)
◾第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう) - 第14代仲哀天皇皇后。
境内の奥から第一・第二・第三本宮が縦(東西)に並び、
第三本宮の向かって右(南)に第四本宮がある。
本殿は住吉造で4棟が並び、いずれも国宝に指定されている。
住吉造の社殿は、切妻造、妻入とし、屋根は反りがなく直線的で、
屋根上には千木と鰹木(かつおぎ)が乗り、
内部は手前と奥の2室に区切る点などが特色である。
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