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ふすま絵の世界  
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  日本の絵画と襖絵の美術 

 

 

 桂離宮は、京都市西京区桂にある皇室関連施設である。
 江戸時代の17世紀に、皇族の八条宮の別邸として創設され、それから半世紀近くにわたり、三期に分けて、現存する桂離宮の書院群と庭園が整備されたとされている。

 桂離宮の建造物は書院群と池の周囲に散在する御茶屋群で構成されている。
 古書院、中書院、新御殿はいずれも入母屋造、?板という薄い板を葺足にして竹針で止める柿葺(こけらぶき)の屋根で、書院造を基調としているが、茶室などには数寄屋風の要素も多く見られる見られる。
 
 回遊式庭園には、桂川の水を引いた池を中心に、茶屋、築山、州浜、橋、石灯篭などを配している。茶屋は松琴亭(しょうきんてい)、賞花亭(しょうかてい)、笑意軒(しょういけん)、月波楼(げっぱろう)の4棟があり、他に持仏堂の園林堂(おんりんどう)がある。
 また池では舟遊びも楽しむことができ、それぞれの茶屋に船着場が設けられている。 

 桂の地は、古くから貴族の別荘地として知られ、平安時代には藤原道長の別荘(当時は「別業」といった)である桂殿が営まれていたという。
 このため八条宮の別邸として創設されたため、「桂別業」と称されてきた。

 明治16年(1883年)以降、桂別業は「桂離宮」と称されるようになり、宮内省(のち宮内庁)の管轄下となった。
 桂離宮は最古の回遊式庭園として知られ、庭園と建物が一体となって、日本的な美を形成している。





       桂離宮の美と襖絵の世界








 

 松琴亭 一の間 藍色の市松模様の襖 


 松琴亭は、池の東岸、間に小島を挟んで対岸の古書院と向かい合う位置にあり、 茅葺の田舎家風の茶屋である。建物は池に突き出た半島状の部分に位置してほぼ北面し、南を除く三方が池に面している。

















桂離宮で有名なものの一つに、青と白の市松模様のふすま紙がある。繊細さの中に、大胆な配色。

























 古書院二の間から一の間を見る

 一の間との境は、一の間の天井を低くした分を下がり壁とし、
 筬欄間(オサランマ)をはめている。
 


















































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