中之島公園 　大阪の中心地の北のオフィス街にある。 　堂島川と土佐掘川にはさまれた延長約1.5ｋｍ、面積10.6haの公園。 　緑あふれる都心のオアシスで、川の流れと中央公会堂、府立中之島図書館などの 　重厚な建築物が緑に映え、美しい景観を見せている。 　淀屋橋から肥後橋まで延長400ｍの中之島緑道は、ケヤキ、ツバキ、ツツジなどの緑とともに　表情豊かな10体の彫刻が設置され、心やすらぐ遊歩道となっている。 　難波橋と阪神高速1号環状線の間の 　東西５００ｍ、面積１万３千㎡のバラの花壇が設けられ、 　園内310品種、約4千株のバラが、春や秋には咲き誇る。 　中之島公園は、1891年（明治24年）に大阪市で初めて誕生した市営公園で、1921年（大正10年）に大川の浚　渫で出た土砂の埋立により、現在の形状となった。

エジプトのクレオパトラが愛した薔薇。 古代から人々に愛され続けたバラは、 近代的ビルを背景にしても その凜とした美しさは変わらない。