姫路城(ひめじじょう])は、
姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、
日本における近世城郭の代表的な遺構である。
江戸時代以前に建設された天守が残る現存12天守の一つで、
中堀以内のほとんどの城域が特別史跡に、
現存建築物の内、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、
74棟の各種建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に、
それぞれ指定されている。
また、1993年(平成5年)ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
日本100名城]などに選定されている。
戦国時代後期から安土桃山時代にかけて、黒田氏や羽柴氏が城代にな ると、山陽道上の交通の要衝・姫路に置かれた姫路城は本格的な城郭 に拡張され、関ヶ原の戦いの後に、城主となった池田輝政によって
今日見られる大規模な城郭へとさらに拡張された。
|